この記事はこんな方に向けて書いています。
- 「テントの種類ってなにがあるの?」
- 「初めてのテントを買うけど、そもそも種類がわからない・・・」
こんにちは。わがやキャンプです。
私たちは、キャンプ歴一年ほどの初心者ファミリーキャンパーです。(子供は5歳と3歳で4人家族です。)
詳しくはプロフィールをご覧ください。
今回の記事は、「初心者必見!! テントってどんな種類があるの?」について書きたいと思います。
初めてテントを選ぶときって、そもそもどんな種類のテントがあるのかがわからないんですよね。
私たちも初めてテントを買ったときは、自分なりに調べて購入しましたが、失敗しました。
その失敗も踏まえて、まずはテントの種類を把握することが大切です。
見た目、使い勝手、ブランド、設営しやすさ、耐水性、価格など選ぶ基準はたくさんありますが、まずは種類を知ることで、購入後に「こんな形のテントがあったのか・・・」って思わないですみます。
この記事を読むと一般的なテントの種類について把握できるようになります。
テントの種類を把握することで自分が欲しい理想のテントに出会えるかもしれません。
自分にとって最高のテントを選び、家族や友人と、はたまたソロも含めて楽しいキャンプのひと時を過ごしていただけると幸いです。
テントの種類
テントの種類の紹介です。
テントの種類といっても、そのテントそれぞれの特徴があり、あくまで一般的な種類を紹介します。
現在売られているテントは、今から紹介する枠組に入らないものも存在するかもしれませんのでご了承ください。
また、テントによって設営方法、設営時間も違いますので、あくまで一般的にそういわれていると思ってください。
ワンポールテント
ワンポールテントはとんがり帽子のようなテントです。
設営が簡単でセンターポール1本で室内空間を作っています。
実はワンポールテントにも色々な種類があり、ベルテントと呼ばれるグランピングで主に使われているテントもワンポール構造をしています。
その他にも最近ではワンポールテントで少し変わったデザインのおしゃれなテントも販売されています。
ワンポールテントは、自立式ではないので地面にペグが刺さらない場所では設営できません。
メリット
- 天井が高い
- おしゃれなデザインが多い
- 設営が簡単なものが多い
デメリット
- 地面によっては建てられない
- 端の方がデッドスペースになる
- タープが必要
ドームテント
ドームテントはドーム型をしたテントです。
初心者からベテランまで使用する定番のテントです。
初心者の方が最初に購入するテントはこちらのテントが一番多いです。
特徴としては、風に強く、設営がシンプルで分かりやすい。
自立式なので、ペグが地面に刺さらなくてもテントは建てられます。
先ほどのワンポールテントもそうなんですが、リビングスペースがないため、タープが必要になります。
メリット
- 種類やサイズが多い
- 風に強い
- 設営がしやすい
- 自立するから地面を選ばない
デメリット
- 王道のテントを買うとキャンプ場で他の人と被る
- 高さが低いものが多い
- タープが必要
ワンタッチテント
ワンタッチテントは傘のような構造をしていてドームテントと同じ形をしています。(ドームテントと同じくくりに入るかも)
DODというブランドからいろんな種類のワンタッチテントが出ています。
ワンタッチテントはその名の通りワンタッチなので設営が簡単です。
しかし、作りが傘のようになっていて、ドームテントなどより複雑なので、故障するリスクがあります。
また、設営が簡単な代わりに収納が大きくなる恐れがあります。
メリット
- 設営がワンタッチで簡単
- 価格が安いものが多い
- 自立する
デメリット
- 壊れやすい
- スペックが低いものが多い
- 収納が大きくなるかも
- タープが必要
2ルームテント
2ルームテントは、リビングと寝室があるテントです。
設営方法がドームテントのようにポールをクロスさせるタイプとポールがクロスしないトンネルタイプに分かれます。
設営してしまえば、雨や冬でも快適に過ごすことができます。
タープを設営しなくても広々と使えます。
キャンプは夜露がつきものですが、テント内にギアを入れておけば、夜露で濡れる心配もありません。
ただ、物理的に大きいため設営と撤収は大変になります。
メリット
- タープがいらない
- 雨が降っても快適
- 冬でも快適
- 夜露からギアを守れる
デメリット
- タープより解放感がない
- 設営が小さいテントより大変
- 大きくて重い(物によります)
ロッジテント
ロッジは山小屋って意味で、ロッジテントは山小屋のような形のテントです。
ロッジテントで有名なブランドは、ogawa(オガワ)です。
ロッジシェルターを筆頭に様々なテントが出ています。
最近では、ロゴスやスノーピークからもロッジテントが出ています。
インナーのテントをつるして2ルームにできるものもあります。
ロッジテントは、見た目がレトロでおしゃれなデザインが多いです。
天井が高く、骨組みを作ってかぶせる構造のテントが多いため設営がシンプルです。
ロッジテントは、別名「鉄骨テント」なども呼ばれ、ポールがしっかりしているため重いです。
また、価格が高いものが多いです。
メリット
- レトロでおしゃれ
- 天井が高く、壁面が垂直に近いため広く感じる
- 設営が簡単
デメリット
- でかくて重いものが多い
- 価格が高いものが多い
シェルター
シェルターは床面がないテントです。(私はそう思っています。)
形は様々で、タープよりのものからテントよりのものまで様々です。
ワンポールシェルターやツーポールシェルター、2ルームテントのインナーのテントを吊り下げない場合もシェルターです。
シェルターはタープより雨、風、虫などが避けれて快適に過ごせるアイテムです。
解放感はタープに軍配が上がります。
また、夜露からギアを守れます。
最近では、シェルターの中にインナーテント(吊り下げ式ではないものです。次で紹介します。)を置いてカンガルースタイルでキャンプするのも流行っています。(おしゃれでやってみたい。)
メリット
- タープより雨、風、虫が避けられる
- カンガルースタイルがおしゃれ
- 夜露からギアを守れる
デメリット
- 大きくて重いものが多いかも
- タープの方が解放感がある
インナーテント
インナーテントは、先ほど紹介した主にカンガルースタイルで使用するテントです。
主に大型のシェルター内で使用するために販売されています。
有名なものがDODのワンタッチカンガルーテントです。
こちらはカンガルースタイル用のテントですが、フライシートも別売りであり、通常のテントとしても使用可能です。
テントによりますが、普通のドームテントのフライシートをかぶせないでインナーのテントのみで使用することも可能です。
わがやのテントは「スノーピークのアメニティドーム」を使用していますが、インナーテントのみで使用可能です。
インナーテントはワンタッチテントやドームテントが主流です。
カンガルースタイルのメリット
- 結露しずらい、冬は暖かい
- 安心感がある
- シェルター内の配置が自由にできる
デメリット
- インナーテントのサイズが大きすぎるとリビングスペースに圧迫感があり、小さすぎると就寝スペースが小さい
- 別でシェルターが必要なため、荷物が大きく重くなる恐れがある
ソロ用テント
1人用、ソロキャンプ用のテントです。
ソロ用になったからといって特別な形状のテントはないんですが、唯一バップテントはソロがメインで他にあまりないので紹介します。
とはいっても、2ポールシェルターと同じ構造でした。笑
有名なものバンドックのソロベースというテントです。
タープを張らなくても、屋根があり、リビングスペースも横に広く、就寝スペースも確保できる、まさにソロキャンプ向きの構造です。
ルーフテント
ルーフテントとは、車の上に設置できるテントです。
見た目がかカッコイイのと設営撤収がとても簡単で10分程度でできるみたいです。
高い位置にあるため、風通しがよいのと梯子を上った上にテントがあるって秘密基地みたいでなんかいいですよね。
子供は大喜びかも。
ルーフテントは重量が重く(50㎏以上あるものもある)燃費が悪くなります。また、重量制限に引っかかるかもしれません。
ルーフテント分の高さも増えるため高さ制限にも注意です。
メリット
- 秘密基地感がいい
- 見た目がカッコよくインパクトがある
- 風通しがいい
- 設営撤収が楽
デメリット
- 燃費が悪くなる
- 重量制限や高さ制限に引っかかるかも
- 価格が高い
車に取り付けられるものでその他にサイドオーニングとカーサイドタープっていうものもあります。
どちらも普通のタープを設営するより簡単に設営できるのがメリットです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「初心者必見!! テントってどんな種類があるの?」について書きました。
テントのざっくりとした種類がわかっていただけましたか?
実は私が最初のテントを購入したときはカンガルースタイルを知りませんでした。
知ってるだけで選択肢が増えて選ぶのが楽しくなります。
皆さんが最高なテントに出会うための手助けになれば幸いです。
それでは皆様楽しいキャンプライフを!!
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